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ドリームスコープ開発秘話

先生こんにちは!
ドリームスコープ運営会社 リブト株式会社の後藤です。

先生方に「何でまた、大企業を辞めてまで、ドリームスコープを始めたの?」
と、よく聞かれますので、今日はこの場を借りて「ドリームスコープ開発秘話?」について、
お話ししたいと思います。

地域限定のノウハウを全国に

私は2007年まで、ある内視鏡メーカーで商品開発の仕事をしていました。
自称バリバリ?の開発者でした。

日々、先生方と意見を交わしながら、新しい製品の開発に没頭していました。
おかげさまで、多くの先生方と共に、幾つかの商品を世に送り出すことができました!

仕事柄、日本全国の病院をまわるのですが、
多くの先生方と接しているうちに「あること」に気づきました。

それは「本当に多くの先生が、いろんなノウハウを持っているんだなぁ・・・」
一方で「ノウハウは、意外と地域限定でしか広がらないんだ・・・」ということでした。

当時よくあった会話は、

先生:「えっ、こんなこと(ノウハウ)、どこの病院でもやってるでしょう?
私:「確かに○○地区の先生はよくやってますが、全国的にはあまりやってないんですよね・・・」

医療にも地域性があることを知った瞬間でした。

そして思いました。
これらのノウハウが日本全国で共有されれば、本当に素敵な事になるなぁ・・・」
「早く、誰かやればいいのに・・・」

それから、あっという間に10年の歳月が過ぎました。
そんなある日、何気ない会話の中である先輩が言いました。

「世の中に色んな問題があるけど、全ての問題に皆が気づく訳じゃないんだよね・・・」
「だから、気づいた人がやるしかないんだよね・・・宿命っていうか・・・」

鳥肌が立ちました・・・
「そういえば、もう長いこと、奥歯に何かが引っかかっているような・・・」

新たな決意をした瞬間でした。

思い立ったらすぐ行動!

思い切って、日頃から好意にしてもらっている6人の先生に
本当にドキドキしながら「想い」を打ち明けました。

「先生・・・、個人的にこんなことを考えてるんですけど、協力してもらえますか・・・」
すると「一瞬の間」をおいて、先生たちは言いました。

後藤さんがやろうとしていることは、我々医師にとっても大切なこと
知識やノウハウの共有は、地域医療格差の問題や手技の標準化の第一歩
「もちろん、できることは協力はさせてもらうよ・・・」

本当に涙が出そうでした・・・。
実はこの時、既に会社には辞表を出していたのです・・・。

本気で決意していたのです。

そこから試行錯誤の日々が始まりました。
お金もなければ、知識も無い。
しかし「熱い想い」と「素敵な先生方」に恵まれてのスタートでした。

夜な夜な先生方と検証を進めながら、
医学セミナーとして合格点がもらえるシステムがどうにか完成。
構想から6ヶ月、試行錯誤を繰り返し、ついに「ドリームスコープ」が誕生したのです!

初めて申し込みがあった時は、本当にガッポーズ!でした。

2008年7月に本格的にサービスを開始し、更に多くの先生方のご協力で、
これまでに多数のセミナーを配信することができました。

これも本当に多くの先生方のおかげです。
感謝しております。

まだまだ、始まったばかりの取組みですが、これからも「熱き想い」を胸に、
先生方に役立つセミナーをタイムリーに配信していきたいと思っております。

まだまだ至らぬ点も多いと思いますが、引き続き先生のご指導・ご協力を宜しくお願い致します。

2009年1月15日
リブト株式会社 代表取締役
後藤広明