Monthly Archives: 6月 2009

安全なESTを目指して(ESTの実際)

本セミナーは、「安全なESTを目指して」の第三弾セミナーであり、(パピロトームと乳頭の解剖篇)、(ESTの理論と高周波装置)に続く、(ESTの実際)編である。実際のEST症例では、どこが真の12時方向であるか、また、どこまで切り進めるべきか、悩ましいケースも多々あるが、本セミナー

当院における食道ESDの工夫(粘膜切開編)

ESDを安全かつ効率的に行う為に、これまで様々なデバイスが開発されてきた。しかしながら、同じデバイスであっても、ちょっとした使い方、アプローチ方法の違いで、実際の手技は大きく異なってくる。本セミナーでは、「当院における食道ESDの工夫:粘膜切開編」と題し、エキスパート医師がどのよ

NBIの大腸病変における有用性

NBIの有用性として「腫瘍の発見率の向上」、「色素を用いない大腸の表面構造の観察」、「毛細血管の観察」が挙げられる。特に、スクリーニングの大腸内視鏡検査において、腫瘍・非腫瘍の鑑別は非常に重要となっており、それらに対するNBIの活用が積極的に行われている。本セミナーは「NBIの大

NBIの開発経緯と食道・胃病変に対する有用性

近年、消化管の早期病変の発見率を高めるべく、各種技術革新が行われてきた。その中でも2006年に開発されたのがオリンパスのNBI(Narrow Band Imaging)システムである。NBIを使いこなす為には、なぜNBIが必要であったのか?、また、どのようにして使うのが良いのか?