Monthly Archives: 4月 2009

食道・胃静脈瘤の血行動態:食道静脈瘤治療におけるEUSの役割

本セミナーでは「食道・胃静脈瘤の血行動態:食道静脈瘤治療におけるEUSの役割」と題し、EIS法による食道静脈瘤の基本的な治療・診断方法について、シェーマを用いながら解説するものである。特に、通常のEISでは難治となる「食道壁外シャントを伴う食道静脈瘤」、「Peri esophag

大腸早期癌の内視鏡診断と治療 -Narrow Band Imaging (NBI)

近年、早期癌の診断方法として様々な手法が開発されており、その1つとして注目されているのがNarrow Band Imaging (NBI)である。ボタン一つで色素内視鏡に匹敵する効果が期待できる一方で、通常内視鏡以上に前処置をしっかりと施す必要がある等、NBI特有の留意点も多い。

食道・胃静脈瘤の血行動態:超音波内視鏡による観察法

食道・胃静脈瘤の治療において、Peri esophageal veins(peri-v)、Para esophageal veins(para-v)、Perforating vein等の術前の血行動態の診断は非常に重要となる。本セミナーでは「食道・胃静脈瘤の血行動態:超音波内視鏡

安全なESTを目指して(パピロトームと乳頭の解剖編)

ESTの手技が開発されて既に30年以上が経過した。一言でESTといっても、使われる処置具や手法には様々なバリエーションがあり、それらの特徴をしっかりと理解した上で手技を行うことが重要である。本セミナーは「安全なESTを目指して(パピロトームと乳頭の解剖)」と題して、各社パピロトー

胆・膵疾患のRadial EUS 標準的描出法(十二指腸走査編)

胆・膵疾患における画像診断方法の中でもEUSとIDUSは中心的な診断方法といえる。しかしながら、その手技の困難性が課題となっている。本セミナーは「胆・膵疾患のRadial EUS 標準的描出法(十二指腸走査編)」と題し、十二指腸走査時の指標とポイント、標準的な走査方法(PULL法

コンベックスEUSによる描出法(2)経胃的観察による描出の実際

穿刺用EUSとの認識が高いコンベックス式EUS。しかしながら、基本的な操作法の「コツ」さえ習得できれば、胆膵系が一通り観察できるルーチンスコープ的な使い方も可能となる。今回は「コンベックスEUSによる描出法(2)経胃的観察による描出の実際」と題し、コンベックス式EUSを用いた基本

胆・膵疾患のRadial EUS 標準的描出法(胃内走査編)

胆・膵疾患における画像診断方法にはCT、MRI等、様々な方法があるが、その中でもEUSとIDUSは中心的な診断方法といえる。EUS診断の目的は「小病変の発見」、「質的・鑑別診断」、「腫瘍の進展度診断」であるが、一方でその手技の困難性が課題となっている。本セミナーでは「胆・膵疾患の

コンベックスEUSによる描出法(1)経胃的観察による描出法

穿刺用EUSとの認識が高いコンベックス式EUS。しかしながら、基本的な操作法の「コツ」さえ習得できれば、胆膵系が一通り観察できるルーチンスコープ的な使い方も可能となる。今回、「コンベックスEUSによる描出法(1)経胃的観察による描出法」と題し、コンベックス式EUSを用いた基本的な

i-scanの原理と実際 TE編

近年、内視鏡メーカー各社より、新しい内視鏡画像処理技術が次々と開発され、内視鏡の診断率向上に寄与してる。前回、HOYA株式会社 PENTAX事業部が開発したi-scan画像強調システムのSE(Surface Enhancement)機能とCE(Contrast  Enhancem

i-scanの原理と実際 SEとCE編

近年、内視鏡メーカー各社より、新しい内視鏡画像処理技術が次々と開発され、内視鏡の診断率向上に寄与してる。ひとえに画像診断技術といっても、各社各様であり、その特性をしっかりと理解したうえで使用することが望ましい。今回のセミナーでは、HOYA株式会社 PENTAX事業部が開発したi-

大腸早期癌の内視鏡診断と治療 -Update- 拡大内視鏡

大腸早期癌の診断方法として色素内視鏡や拡大内視鏡が有用であることは周知の事実である。本セミナーでは「大腸早期癌の内視鏡診断と治療 -Update- 拡大内視鏡」と題し、インジゴカルミンやクリスタルバイオレットによる色素内視鏡と拡大内視鏡による診断方法について、実際の症例を交えなが

小腸内視鏡によるクローン病診療への応用

近年、小腸内視鏡は、小腸疾患に対する新しいアプローチ方法として注目されている。その1つとして、クローン病を初めとしたIBDに対する適用が挙げられる。本セミナーは「小腸内視鏡のクローン病診療への応用」と題し、クローン病に対する小腸内視鏡の有用性、経口 or 経肛門の判断基準、スコー

小腸内視鏡による小腸病変の診断と治療

小腸内視鏡は診断のみならず、必要に応じて生検、止血、拡張等の処置が可能なことが大きな特徴として挙げられる。本セミナーは「小腸内視鏡による小腸病変の診断と治療」と題し、潰瘍性病変、悪性腫瘍性疾患、OGIB(原因不明の消化管出血)など、様々な小腸病変・疾患に対する内視鏡的なアプローチ

小腸内視鏡の検査手順

近年、小腸内視鏡は、小腸疾患に対する新しいアプローチ方法として注目されている。本セミナーは「小腸内視鏡の検査手順」と題し、小腸の解剖、使用機器(シングルバルーンスコープ)の挿入原理、実際の検査手順について、動画を交えながら丁寧に解説している。検査時の術者・介助者の手元画像も用意さ

ERCPにおけるFUSIONシステムの有用性と可能性

近年、ERCPは治療の割合が増加し、それに伴い処置に要する手技時間や費用が増加傾向にある。また、十分な人員や時間を確保することが困難な施設も多く、悩ましい問題を抱えている。そんな中、昨今、新しい医療機器が各社より開発され、今回ご紹介するFUSIONシステムもその1つである。今回は

ESTの基本的テクニック

EST は非常にシンプルな手技であるが、一方で留意すべき点も多く、それらに対応した工夫も数多く存在している。(例えば、狙った方向にナイフが向かない時の対処法など)本セミナーでは「ESTの基本テクニック〜誰にでもできる、ちょっとした工夫〜」と題し、EST施行時に実施できる工夫から、

安全なESTを目指して(ESTの理論と高周波装置)

EST施行時の主なポイントとして「切開方向」と「切開長」が挙げられるが、これらは何を基準にするかで、その「切開方向」や「切開長」は大きく異なる。本セミナーは「安全なESTを目指して(ESTの理論と高周波装置)」と題して、ESTならびに高周波装置の理論や各種切開方法のメリット・デメ

内視鏡切石術・効率的な除石術のために(2)

胆管結石への内視鏡アプローチ方法は、石の大きさや個数、結石の位置により異なってくる。また、前段階にESTを行うか、EPBDを行うかということにも 左右されるため、事前にしっかりとした戦略が必要とされる。この戦略が不適切な場合には、内視鏡的アプローチをより困難なものにすることは、多

20mlシリンジでできるERCPトレーニング(基礎編)

ERCPは胆膵疾患の診断治療に不可欠な手技であるが、近年では診断的ERCPが減少し、ビギナーにとってはいきなり難易度の高い治療ERCPを行わざるを得ない状況も想定される。したがって、ERCPの初期トレーニングをどのように行っていくかは重要な問題である。本セミナーでは「20mlシリ

ニードルナイフを用いたプレカット(応用編)

ERC困難例に対する「効果的」かつ「難易度の高い手法」として「プレカット法」が挙げられる。プレカットに伴う偶発症の発症頻度は0%〜34%と施設間格差が大きく、これらは適応、術者のスキル、手技、処置具に依存するものと思われる。今回は「ニードルナイフを用いたプレカット(応用編)」と題

ニードルナイフを用いたプレカット(基礎編)

通常のカニューラを用いたERC(選択的胆管挿入)の成功率は一般的に80〜95%と報告されている。これまでに挿入困難時の対処法としてガイドワイヤを用いたカニュレーション法など各種対処法が開発されてきたが、その中でも「効果的」かつ「難易度の高い手法」として「プレカット法」が挙げられる

迷入胆道ステントの内視鏡的回収方法

胆道ステントのトラブルの1つとして迷入(migration)がある。迷入したステトの回収方法には、外科的アプローチ、経皮的アプローチ、内視鏡的アプローチがあるが、可能な限り内視鏡的に回収したいところである。本セミナーでは、特に難易度の高い肝側への迷入(Proximal migra

内視鏡切石術・効率的な除石術のために(1)

胆管結石への内視鏡アプローチ方法は、石の大きさや個数、結石の位置により異なってくる。また、前段階にESTを行うか、EPBDを行うかということにも左右されるため、事前にしっかりとした戦略が必要とされる。この戦略が不適切な場合には、内視鏡的アプローチをより困難なものにすることは、多く

胆管深部挿管の基本(手技編)

胆管への深部挿管(ディープ・カニュレーション)はERCPの基本操作であると同時に、最も難易度の高い手技の1つともいえる。その理由は、乳頭および胆管の形態が多様であり、各形態に合わせた手技・手法が求められるためである。本セミナーでは、それらの多様な形態を、いくつかの分類に分け、各分

胆管深部挿管の基本(乳頭観察編)

胆管への深部挿管(ディープ・カニュレーション)はERCPの基本操作であると同時に、最も難易度の高い手技の1つともいえる。その理由は、乳頭および胆管の形態が多様であり、各形態に合わせた手技・手法が求められるためである。本セミナーでは、それらの多様な形態を、いくつかの分類に分け、各分

Billroth2法再建例のEST

乳頭部までのアプローチが困難とされているBillroth2法再建例のEST手技をスライド、動画を用いて解説。通常手技との解剖の違い、使用する内視鏡・処置具などの機器選択、EST手技のコツを解説。Billroth2法再建例における先方斜視スコープ(GIF-XK200)の利点について

EPBD(バルーン拡張術)の基本

一見簡便そうに見えるEPBD(内視鏡的乳頭バルーン拡張術)であるが、「留意すべき点はEST以上に多い」というのが実際である。本セミナーでは、 EPBDという手技を解剖的に解説した上で、バルーンの基本操作と手技手順、留意すべき適用を解説。また、EPBDに伴う特有のコツ(内視鏡操作や

Roux-en-Y再建例のカニュレーション

通常の手技では十二指腸への到達が困難とされているRoux-en-Y症例に対して、小腸用のダブルバルーン内視鏡を用いたアプローチが紹介されている。小腸用ダブルバルーン内視鏡を用いた場合、その有効長の長さから、通常の上部用処置具が使えないという欠点があるが、それを克服する各種工夫が随

大腸ESDは直腸から 〜こうすれば直腸ESDは安全に行える(動画編)

本セミナーは、「大腸ESDは直腸から(解説編)」の続編であり、副題を「こうすれば直腸ESDは安全に行える」と題し、動画を用いた直腸病変のESD手技について丁寧に解説されている。反転でのスコープ操作、局注方法をはじめ、病変部の周切開、剥離時におけるナイフ操作、先端アタッチメントの使

大腸ESDは直腸から 〜こうすれば直腸ESDは安全に行える(解説編)

現時点では保険適用となっていない大腸ESDであるが、その有用性については多くの先生方より報告されているところである。本セミナーでは「大腸ESDは直腸から」と題し、大腸ESDにおける治療方針、EMRとの棲み分け、病変部へのスコープアプローチ方法、使用機器、高周波発生装置の設定等につ

胃ESD 〜こうすれば安全に行える

保険適用から2年が経過した胃のESD。多くの施設で実施されるようになってきたが、未だ出血や穿孔等の課題も多い。これらの課題を克服する1つの方法として、エキスパートの先生方の実際の手技を見る事は大切である。本セミナーは、茨城で行われたライブデモンストレーションの映像を元に、マーキン

食道ESD 〜こうすれば安全に行える(動画編)

2008年4月に保険適用となった食道のESDであるが、胃に比べ、管腔が狭い、壁が薄い、心拍動が強いなど、食道ならではの留意点も多い。本セミナーは、「食道ESDこうすれば安全に行える(解説編)」の続編であり、実際の手技を動画を用いて解説している。

食道ESD 〜こうすれば安全に行える(解説編)

2008 年4月に保険適用となった食道のESDであるが、胃に比べ、管腔が狭い、壁が薄い、心拍動が強いなど、食道ならではの留意点も多い。本セミナーは、副題を「こうすれば安全に行える」と題し、より安全な食道ESDに向けた、コツや治療戦略、使用デバイス等について、丁寧に解説されている。

鼻痛を確実に抑える鼻腔麻酔法

本セミナーは「鼻痛を確実に抑える鼻腔麻酔法」と題し、「鼻腔噴霧」「鼻腔予備麻酔」「スティック2回法」の3つの鼻腔麻酔法について、各々の目的と、各手技の工夫を詳しく解説している。後半では、鼻腔が広い場合の対処方法、座位による咽頭麻酔の違いも述べられており、経鼻内視鏡検査の鼻腔麻酔法

患者さんから選ばれる経鼻内視鏡

約 5年前から始まった経鼻内視鏡は、ここ数年、開業医を中心に急速に普及し、千葉県の普及率は40%以上に達している。これは、患者の通院圏内に複数の経鼻内視鏡実施施設があることを意味する。本セミナーは「患者さんから選ばれる経鼻内視鏡」と題し、経鼻内視鏡検査を希望する患者が何を望み、そ

経鼻内視鏡検査の安全性と認容性

本セミナーは「経鼻内視鏡の安全性と認容性」と題し、経鼻内視鏡の歴史、現在発売されている内視鏡の世代別特徴、RCTの結果を踏まえた患者苦痛度が解説されている。経鼻内視鏡検査の基礎的な知識として、本セミナーをご覧頂きたい。

経鼻内視鏡検査の実際

本セミナーは「経鼻内視鏡検査の実際」と題し、経鼻内視鏡検査における実際の前処置(スプレー法、スティック法)、挿入ルート、偶発症などを経口内視鏡との違いを踏まえ、動画を交えて分かりやすく解説している。「経鼻内視鏡検査の安全性と容認性」に続く、中田 博也先生の経鼻内視鏡セミナー第二弾

経鼻内視鏡の問題点

本セミナーは「経鼻内視鏡の問題点」と題し、経鼻内視鏡検査における各種課題(疼痛、検査時間、画質)についての解説と、それらに対する工夫、展望が述べられている。「経鼻内視鏡検査の安全性と認容性」、「経鼻内視鏡検査の実際」に続く、中田博也先生の経鼻内視鏡セミナー第三弾。